2021年春採用から新卒採用のスケジュールが変わります

2018年10月9日、経団連から2021年春採用から(現大学2年生の入社タイミング)、
1953年に始まった「就職協定」を廃止すると発表がありました。
※2021年卒については、一応現状ルールを踏襲する模様。

これにより、現在の3月1日「採用情報開示」、6月1日「選考開始」、
10月1日「内定出し」のスケジュールの縛りが無くなることになります。

世の中が、年功序列から能力主義へと変化し、新卒一括採用の見直しも囁かれていた
中での今回の発表とは言え、正直なところ、ルール撤廃とは予想していませんでした。

確かに経団連に所属する企業(=日本を代表する企業1,376社 ※2018年5月末現在)
にしてみれば、自分たちばかりがルールを厳守し、その他の企業は自由に活動している
訳ですから、このような結論に至るのも無理はありません。

ちなみに、リクナビ、マイナビのそれぞれの掲載社数は3万社を超えており、
国内の新卒採用実施企業数も10万社以上とも言われていますので、
実際のところ、ルールを厳守していたのは、たったの0.01%の企業と言えます。


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それに対して、学生さんの反応についてのデータが発表されましたので、
ご紹介させていただきます。(ディスコ調査)

実に、7割の学生が「ルールは必要」と回答しています。

また、企業側も「優秀な学生の採用がしづらくなる」「採用数についても
確保しづらくなる」との回答が、ほぼ同数の6,5割となっています。

新しいルール(実際はルール撤廃)に対して、各企業がどのように動くのか
それに対して学生がどのような行動を取るのか、また、採用情報の提供元となる、
リクナビ、マイナビといった媒体がどのタイミングでオープンするのか・・・
注意する必要がありますね。

尚、スケジュールがオープンになることで、有利になるのは「優秀な学生と
知名度のある企業」ですから、中小企業は今以上に採用が厳しくなります。
知名度のある会社は低学年のうちから囲い込んでしまうでしょう。。

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これから数年は、企業、学生(大学)の動きと合わせ、就職市場に関わる
企業の動きに注視する必要がありそうですね。


株式会社採用設計