代表ブログ

2018年8月18日|カテゴリー「その他

安倍政権の目玉である「働き方改革」。私達が普段従事する人材業界に関する改革ですから、

「知りません、存じません」ではお客様の信用を失いかねます。

 

実際のところ、お客様から尋ねられることもあり、言葉は違いますが学生の中では、

昨今、「ブラック企業」が就活時の注目ワードとなっており、学生が主に定義する

それは、「残業の多い会社」「パワハラのある会社」を指すことが多いようです。

 

そこで、今回は「働き方改革」とは何かを考えてみたいと思います。

 

ポイントは3つあるように思います。

 

一つ目は、「労働時間の短縮」です。既に「労働基準法 第36条(サブロク協定)」で

時間外労働は年間30時間と定められていますが、これまでは「特別条項付き協定」を

追加することで残業時間の上限を青天井にできる盲点がありましたが、

今回はこの「特別条項付き協定」に「年間720時間」の上限を設けることで

残業時間を厳しく制限し、違反企業に対しては、新たなに罰則が設定されました。

 

二つ目は、「多様で柔軟な働き方」です。時間や場所にとらわれない働き方を推奨

しており、特に女性の社会進出、その環境整備とも連動していると感じます。

少子高齢化により労働人口が減ることは明かですから「労働人口確保」対策です。

 

そして最後の三つ目は、「雇用形態における格差排除」です。業務内容が同じであれば、

雇用形態(正社員、パート・契約社員等)に関係無く、賃金や福利厚生内容は

同じにすべきとの考えです。また、ある調査に依ると、非正規社員の7割は、

正社員の登用を希望しており、正社員が優遇されていることがわかります。

 

学生さんには、一つ目の「労働時間の短縮(残業時間の制限)」が一番気になる

ところでしょうから、採用側としては、学生プロモーション、企業情報提供において

これらについてしっかり説明することが望ましいですね。

 

尚、少々意味合いが異なりますが、当社が新卒採用企業向けにコンサルティングする際の

「働き方改革」とは、「職場の環境整備」を意味し、「職場の雰囲気作り」「制度構築」

「企業風土・文化醸成」「個々に合わせた働き方」「キャリア構築」・・・のヒアリング、

改善、広報媒体・採用ツールへの掲示や反映、会社説明会コンテンツ化となります。

 

 

株式会社採用設計

2018年7月1日|カテゴリー「新卒採用ネタ

多くの就活生にとって、6月の大手企業の選考解禁後の7月というのは、

就職先を決定、意思表示する(内定承諾書を提出する)大事な時期となります。

 

さかのぼる事半年前となる3月の就職サイトグランドオープン、早い学生であれば

前年の6月のインターンシップ情報解禁から企業訪問をしている訳ですから、

「本当にお疲れ様でした」とねぎらいの言葉をかけずにはいられません。

(職業病でしょうか 笑)

 

さて、内定者が「ホッ」と一息ついたのもつかの間、次なる試練が待っています。

それは、「内定者研修」です。

 

内定者研修は、「内定者フォロー」の一環となり、良く言えば入社までの間に

最低限の教育を施すことで、4月からスムーズに会社に順応して貰う目的があり、

他方では、入社までの半年以上を放置する訳にもいかず、ましてや昨今の売手市場下では、

再度就活され内定辞退することも充分考えられますから、良い関係性を保ち、

身近な場所でしっかり管理しておきたいといった思惑、意味合いがあります。

 

この内定者研修ですが、数ヶ月に一度程度の開催であれば、内定者も負担なく

参加できますが、中には月数回集合命令が下る会社もあります。

(あまり酷いとこれが原因で、内定辞退となるケースが散見されます)

 

頻繁に集合が下る場合の問題点は2つあり、「参加は任意か?」という問題と、

「有償か?」という問題です。

 

前者は学生には学業という本分がありますので、「任意」でなければ問題有りです。

 

後者については、この場合、労働力としてみなすのが自然なので、交通費だけでなく、

勤務時間の時給が発生してしかるべきと考えます。(尚、昼食も社内で先輩と一緒に

食べてコミュニケーションを図る場合、会社負担で仕出し弁当を注文すると良いです)

 

昔、インターンシップと称して、自社のバーゲンのレジ係(アパレル企業)にした

会社があり、学生間でブラック企業として周知されてしまった悪しき例もあるので、

頻繁な内定者研修、長期インターンシップについては注意が必要です。

 

株式会社採用設計

2018年6月20日|カテゴリー「採用データ資料
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倫理憲章の改定により、「採用広報開始が3月1日」「選考開始が6月1日」となって
3年目を迎えましたが、3年連続で内定率が前年を上回る結果となりました。


下記は、2018年6月15日時点の文理性別の各内定率です。

■大学生・大学院生・・・71.6%(前月末比11.3pt増、前年同日比3.9pt増)

■文理男女別・・・・・・・・・文系男子68.1%(前年同日比2.0pt増)
          文系女子66.8%(前年同日比5.7pt増)
          理系男子79.5%(前年同日比4.7pt増)
          理系女子76.6%(前年同日比3.8pt増)


文系女子が前年の6月15日と比較して最も増加し、
理系は男女ともに7割を超え、特に男子は8割に迫る勢いです。

感覚としては、昨年よりも約1ヶ月動きが早いので、
これから採用を行う企業はスピードを意識する必要があります。

既に他社に内定承諾した学生が例年よりも10ポイントほど多い事から、
内定を断られる、もしくは選考辞退される可能性が高いと言うことです。


具体的には、「スピード選考」と呼ばれる選考回数を減らしたり、
同日に複数の選考をまとめてしまうような対応を取るタイミングとなります。

特に地方学生には、これまで以上に選考を短縮する等の対応が望まれます。

また、今から採用を開始したと言うことを広報することで、
採用枠がまだまだ残っていることをアピールするのも効果的でしょう。

その場合は、「今から採用開始!」「夏採用始めました!」と記載しましょう。

尚、例年これから公務員志望からの転身組が現れるので、
「これから就活を始める人!」「他業界からのシフトOK!」等の記載も良いですね。


株式会社採用設計
2018年6月7日|カテゴリー「採用データ資料
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新卒採用戦線は、6月1日の選考解禁日を迎え、大手企業の選考(実際は内定出し)

が佳境を迎えていますが、一昨日、マイナビ社より2018年5月末日時点の内定率が

発表されましたのでお知らせさせていただきます。



「60.3%」と前月比で27.1ポイント、前年同月比で7.0%増という結果でした。


文理男女別で見ると、最も内定率が高かったのが「理系男子」で、

「68.4%(前月比24.4%増、前年同月比8.3%増)」でした。


1名あたりの内定保有社数は「1.9社」と2社に迫る勢いで、

内定保有学生のうち、「42.9%」が「就職活動を終了する」と回答。


しかしながら、未内定者を含めた就活を継続する学生の割合は「73.5%」

企業が採用を諦めるのはまだ早いと言えそうです。



とは言え、6割の学生が平均2社の内定を持っている状況を鑑みた採用手法、

選考フローを用いる必要があり、具体的には、就職サイトを利用した

母集団形成よりもイベントからのダイレクトリクルーティング

選考も長期ではなく短期集中を意識すると良いでしょう。


尚、今年は例年に無く内定辞退が多発していますから、

内定出しから内定承諾に至るまでのストーリー作り(準備)も重要になります。



株式会社採用設計
2018年3月3日|カテゴリー「就職サイト

2019年度の新卒採用がとうとう始まりました。

これから、電車や主要な駅等で就活生を多く見かける季節到来。

更には、1ヶ月もすると新入社員が入社する季節でもありますね。

 

さて、今回のブログは、リクナビ、マイナビ、キャリタスの各就職サイトにおける、

3/1のグランドオープン時の①掲載社数、②エントリー可能社数、③説明会予約可能社数です。

 

<掲載社数>

■リクナビ2019
①掲載社数:30,199社(前年比+2,641社)
※掲載社数のうち有料掲載:15,238社(前年比+1,639社)
※掲載社数のうちリクナビダイレクト:14,961社(前年比1,002社)
②エントリー可能社数:27,346社(前年25,106社)
③説明会予約可能社数:9,075社(前年7,577社)

 

■マイナビ2019
①掲載社数:22,619社(前年比+2,715社)
②エントリー可能社数:20,097社(前年17,585社)
③説明会予約可能社数:11,536社(前年9,541社)

 

■キャリタス2019(日経)
①掲載社数:15,699社(前年比+646社)
②エントリー可能社数:2,831社(前年2,640社)
③説明会予約可能社数:383社(前年373社)

 

 

掲載社数は、リクナビが無料掲載となる(採用成功報酬型)リクナビダイレクトの掲載社数を含め、

30,000社の大台に乗った事が大きなトピックスと言え、各就職サイトとも早期から会社説明会の

予約を受け付ける企業が増えていることから、今まで以上の「採用の早期化」が予想されます。

 

 

掲載社数においては、私が新卒採用支援事業に本格的に携わった10数年前は、

5,000社程度でしたから、10年足らずの間に6倍に掲載社数が増えたことになります。

 

対して、就職活動をする学生数は例年600,000名と限りがありますから、

学生有利の「売手市場」が顕著で、今後も当分続くと思われます。

 

ちなみに、2018卒採用時の新卒採用の求人倍率は「1.78倍」で、バブル景気の1991年の「2.86倍」、

リーマンショック前の2009年の「2.14倍」と比べるとまだまだ低い数値となりますが、

注視すべきは、大手と中小・ベンチャーで大きく状況が異なると言うことです。

 

従業員数5,000名以上の大企業では「0,39倍」であるのに対し、従業員数300名未満の

中小・ベンチャー企業では「6,45倍」と大きく数値が異なります。

 

前者には、学生1名あたり0,4社の求人しかないのに、後者には7社もの求人があると言うことになり

(7社の求人があるとは、学生1名が7社から選べると言うことです)、中小・ベンチャー企業が

採用に苦戦するのも納得できます。

 

このような市況下では、就職サイトの掲載だけに頼るのでは無く、他の採用手法の導入も

積極的に検討し、採用そのもののやり方(説明会コンテンツ、制作物、選考方法等)についても

テコ入れする必要がかろうかと思います。

 

株式会社採用設計