最近の若者は謝罪ベタ?

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新人が配属されるのは、いつの時代もワクワク、ドキドキするものです。特に一学上の入年2年目の社員にとっては、「新人」から「先輩社員」に自動昇格するタイミングになり、この上ない喜びがあります。

対して管轄する上司は、嬉しさもさることながら、「今年はどんな新人が来るんだ?」「コミュニケーションはしっかり取れるんだろうか?」「とにかく、愛想が良くて、素直な奴が配属されてくれよ!」と心配の方が多いのが実状かもしれませんね。

私も以前勤務していた会社で後輩指導(といっても自主性と言う名の「放置」でした)していましたが、中でも、「ホウ・レン・ソウ」ができない事に不安、不満を覚えました。特に、失敗やミスを犯したときの対応は、「即時対応!」「現場急行!」と先輩、上司から教わってきた世代ですから尚更です。

とは言え、現代は、まさしくITのビジネス利用は基本中の基本。となれば、「気持ちを伝える」「態度で示す」といった観点からは弱く、不十分であるものの、利便性や拡散性、エビデンス化に秀でたメールによる謝罪も致し方ないのなのかもしれません。

また、メールやパソコンが無い時代、いわゆる個人の机の上には、ビジネスフォン(要は電話)しか無かった時代は、謝罪それぞれの机で行ったものです。

それを隣で聞く部下が、「なるほど、そうやって謝罪するのかー」とか、「あれ?謝罪していたのに、いつの間にやらビジネスの話しに好転してるぞ!?」と言うように、学ぶ機会がありましたが、今は、個々が携帯電話を持っているので、非常階段や会議室に逃げ隠れて謝罪している状態です。

メールに関して言えば、謝罪メールをCC、BCCに入れてくれればまだしも、入れなければ上司は蚊帳の外です。そもそも送った謝罪文もどこかのテンプレートから引っ張ってきた可能性もあり、そんなことを考えると恐ろしくなります。実は、できる営業員ほど、メールの使い方が上手ですから、隠蔽も無い話しではありません。

電話で謝罪して現場に直行することを推奨する訳ではありませんが、それによって部下が育っていた現実を再度指導者が思い出す必要があるように思います。嫌な場面を沢山見せられる上司こそが、今の若者にとって有益な情報源、成長のエネルギー源になるのかもしれませんね。


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