入社後の10年、35歳までが何故大事なのか?

日本もお隣の国程ではありませんが、就活に関しては学歴というフィルターが水面下で存在します。

「『学歴』で分けるなんてけしからん!どこの企業だ!実名を出せ!」と言った意見が以前ありましたが、

冷静に考えれば、既に高校受験、大学受験の際に我が国では「偏差値」という尺度の下で、

各自身分相応の学校を受験してきた訳ですから、何故就活の時だけ学力に関係無くフルオープン、

誰でも受験可にしろ?という見解になるのか解さないのは私だけでしょうか?

 

実際に、多くの大企業や人気業界に属する企業は、選考時にSPI等の学力試験(能力検査)を

行うことで「学力」で足切りをしているのに、口頭で「当社は学歴採用しています」と発言しようものなら、

世間は大騒ぎする訳ですから不可解ですね。企業にしてみれば、当初から端にも棒にも掛からない

学生の分まで試験費用を負担しているのですから企業も大変です(1名あたり5,000~6,000円程度)。

 

ちなみに、試験以前にも足切資料は存在し、「エントリーシート」という書類選考と言う名のもとに

提出された書類内容以外にも学歴で合否分類している企業も少なからず存在しています。

 

・・・とここまでは企業側に立った意見ですが、実は企業側もおかしな選考を行っています。

それは、エントリーシートや能力検査で学力を見ておきながら、口頭の面接となると学問の話しは

ピタッとしなくなります。確かに個々の学生から口頭で専門的な学問を説明されても人事は、

「意味が分らない、判断しようが無い」といった理由から質問しないのでしょうが、学生の本分は

4年間の学習ですから、分らずとも、日々の取り組みや頑張りを聞いて、評価してあげて欲しいものです。

 

さて、本題に入ります。今回のブログは是非就活生は今後の頑張りの糧としてもらえると嬉しいです。

 

今は、8月のお盆が過ぎたタイミングですので、大半の学生さんは意中の会社から内定を獲得

されているものと推測しますが、実は就活生の皆さんは、就活を通じて過去の自分を振り返り、

自己分析する事で、小学生から大学に掛けての10年間のご自身の頑張りや得意・不得意な事の

回想作業、振り分け作業を知らず知らずしていた訳です。

 

言い換えれば、これまでの10年間の頑張りが、就活における「内定」であったとも言え、

その頑張りの一部が前述した「学歴」であり、10年間勉強を頑張り抜き「高学歴」を得た学生さんは、

就活中多少なりともアドバンテージがあったことを実感されたと思います。

 

だからと言って、以前、東大を卒業してニートになった人の話しを聞いたことがありますが、

学歴があるからといって必ず幸せになれるとも限らないのが社会の面白いところで、プラスして人間力、

特にコミュニケーション能力も備わっていないと通用しないのが社会、会社なのです。

 

ですから、これまでの10年のツケが出た学生さんも充分挽回のチャンスはあります。

人生あと60年(寿命80歳と仮定)、社会人生活も40年あります(60歳で定年と仮定)。

 

だからこそ、これまでと一緒の生活習慣、思考回路ではいけません。そこで是非注意して欲しいのが

「入社からの10年」です。転職の限界年齢が35歳と言われているのもこのあたりに関係していると

思われ、要は、自分一人で仕事ができるようになり、部下もでき、管理職に就くのが入社10年あたり

ということなのでしょう。

 

まとめます。小学校から大学までの10年間を頑張れた人は「学歴」を手にし、比較的大規模、且つ

知名度のある企業に就職できるチャンスに恵まれたことでしょう(私はそのような会社には興味ありませんが・・・)。

 

しかし、入社後は、全員が振り出しに戻り新たな10年がスタートします。是非、初心に返り入社から35歳までの

10年間を頑張って下さい。今度の頑張りは、「収入」であったり、その後の「人生」や「生き方」に大きな影響を

与えるはずです。

 

就活は人生の分岐点です。最初の10年で「会社」を手にし、次の10年で「収入」を手にします。

(上記をきつく感じる方は、最初の10年が「自分」、次の10年を「生き方」と言い換えるとしっくりきます)

多少リアルに書きすぎた感は否めませんが、私のこれまでの経験から、学生さんに是非考えてもらいたい、

知って貰いたい内容を書かせていただきました。今後の人生の参考になりますと幸いです。

 

 

株式会社採用設計